あなたは「自分が受け入れていないもの」に、打ち負かされている

ー 幸福のカギは、降伏

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とある日のカウンセリングルーム。
某心理カウンセラー先生は、ゆっくりと口を開いて僕に聞いた。

「言葉を話せない人が、あなたを助けたいと思ったとする。そんな時どうやって、あなたにメッセージを気付いてもらうと思う?」

僕は少し考えて、応えた。
「そうですね、きっと身振り手振りでサインを送るんじゃないでしょうか?」

「それでも、そのサインに気が付いてもらえなかったら?」
先生は、さらに聞いてきた。

「その時は、もっと身振り手振りをデカくして、さらに大きなサインを送るでしょうね」

先生はうなずいた。そして意地悪な顔でさらに尋ねた。
「それでも、相手が気が付かなかったら?」

間髪いれずに僕は応える。
「さらに大きなサインを送るまでです。気が付いてもらえるまで、アクションを大きくしていきます」

先生は少し笑って、こう応えた。
「それが、神があなたにやっていることだ。どうしてあなたは気がつかない?」

神? 神なんておるかい!

サインは送られ続けている。どんどんと強度を上げて。

「人生のあらゆる局面において、神のサインは送り続けている。あなたを助けるために。」

(ウソこけ。そもそも、俺は神なんて信じないし、仮にいたとしても見放されているに違いない。ここ数年、ツイていた試しがないし、最悪な出来事もたくさん起きた。生きている意味もわからねー)

心のなかでそう思ったけれど、失礼なので口には出さなかった。代わりにこういった。

「そうですかね。そんなサインが送られているのなら、とっくに成功してハッピーになっているかと思いますが」やさぐれ気味に、精一杯の反抗した。

「君が今、一番 悩んでいる問題は何?」
先生は、質問を変えてきた。

「仕事とお金のことですね。将来が見えない部分もあるし、このままじゃダメなことはわかっているのに、どうすればいいかがわかんないのでここ数年、フリーズしてます」

先生には何回もカウンセリングをしてもらっており、もうプライドも何もないので、何でもぶっちゃけて話す。

「状況はどう?良くなっている?」
先生は答えを知っているのかのように、聞く。

「いや、がんばれば一時的に良くなることもあるんですが、基本的に悪化していってますね」

ほれみろ、という顔で先生が言う。

「それがサインなんですよ。それがサインの強度がどんどん上がっているってことなんです。わかりますか?」

ハァ?わかんない。

サインを受け入れないこと = 復讐

「成功に必要なのは、受け入れることです。受けれなかったものに、私たちは打ち負かされるようになっています。なぜならそれは気付かせるためのサインだから。敗北を受け入れない限り、いつまでもサインは止まらず大きくなっていく。それにあなたは抵抗するので、打ち負かされているんです」

…いやなことを言うオッサンやな。
今日みカウンセリングだって客商売ちゃうんか?頼んますよ、もっと気持ちの良くなることをいって、やる気を引き出して欲しいなぁ。なんでお金はらって、俺は怒られているんや?私は叩かれてやる気のでるマゾなタイプじゃないんですが。

「自分の内面に、敗北を隠しこんでフタをしていると、それが復讐に姿を変えてしまうんです。あなたはいつも心の何処かで、牙をむいてませんか?」
ハイハイそーですよ。俺より仕事で成功しているやつ、なんか仲良くなれん。

「あるいは、その相手を使って自分を攻撃させて、さらに打ち負かされていませんか?」
イエス。そういう奴が輝かしく活躍しているのを見るとめちゃヘコむ。

この後、数十分さらに図星な言葉を言われ続け、意識がモーローとしてくる。

キツイ。あれ、ちょっともしかして神様、俺がまったく気が付かなかったから、ついに喋れる人を通して、メッセージを伝えてきたってこと?サイン強すぎ。

「受け入れる」ときに痛みあったとしたら、それは受けれていない

「しかし先生、受け入れるっつうのは、ツライですね。。もう心の出血多量で、オレ死んじゃいそうでゲス」

先生は、本題に入る時にする顔をした。
「君。「受け入れる」ときに痛みあったとしたら、それは受けれていない証拠だ」

「なんでですの? こんな事実、受け入れたら、そりゃあ、キツいですよ。僕ガラスのハートですし、これをヘッチャラになれというのは、さすがに無理があるのでは…?」僕はボソボソと言った。

「なにかカン違いしているな。」
先生は答えを教えてくれた。
「受け入れるということは、あるがままの状態を許す、ということです。」

このままの状態を、許す? こんなダメな状態、許しちゃっていいの?

「あなたは今まで敗北に気がついていないフリをしていた。言い換えれば、みっともないところを見せるのがイヤだから、スカしていたんだ。その見てみぬフリをさせていた「犯人」を見つけ出す。」

次に行った言葉がキーポイントだった。
「敗北をみすぼらしいと思い、受け入れることに抵抗するのが自意識エゴ。エゴの抵抗心を満たし、エゴが傷つかないように毎日膨大なエネルギーを使っているのがあなた。そのエゴへの負けをまず認めるんだ。エゴに降伏する」

エゴに負ける。エゴへの抵抗をやめてしまう。すると、不思議なことにエゴの力もパッと止む。今まで抵抗した分のしっぺ返しを食らっていただけということに気が付く。

「この作業を毎日していると、少しずつエゴの生み出している「敗北なんて受けれたくない」という抵抗感が薄れてくる。そうすると、自分のあるがままの状態を許せるようになる、というか、別に何も悪くなったことに気が付き、目の前のことを自然100%の力で着実にこなせるようになる」

そういうことなのか? ああ、そういうことなのか。

「これが、パワー・オブ・受け入れること」
幸福のカギは、降伏。

実は、あなたは「成功」も受けれていない

その後、先生からさらに説明を受けた。

「あなたは、スゴいね。」

そう言われた時、(実際にスゴいかそうでないかは置いておいて)、普段からエゴに降伏し自分のスゴさを認め、そこから幸せを受けとろうとしている人は、とても喜べる。幸せの入れ物が大きくなっている。

しかし、エゴと戦い自分のスゴさを受け入れず、そこから幸せを感じ取ろうとしていなかった人は、「ハイハイ、お世辞ありがとう」ぐらいにしか思えない。幸せの入れ物が小さい。

これは、「スゴいね」の時だけでく、美しさ、仕事、お金… 何でもすべてに当てはまっている。これが「私たちが受けれて体感している成功は、自分が受けれただけの成功であると言われる所以」だ。

帰り際に、タロットカードを引いたらこんなカードが出た。

「RECEPTIVITY (受容性)」

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彼女には、頭がありません。自分の純粋な受容性を妨げる、忙しい攻撃的な心がないのです。そして、自分がいっぱいに満たされると、絶えずそれを溢れ出させ空にし、さらに多くを受け取ります。

こんな生き方にシフトしていきたい。

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