ストレスを和らげる。はじめての「お灸」入門

ー お風呂のようにあったかポカポカリラックス「お灸」

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まだ私が小学生だったころ。
田舎に帰ると、縁側でおじいちゃんが背中や肩に「お灸」をつけてモクモクやっていた。

「おじいちゃん、それ熱くないの?」
「そうだよ、お風呂に入っているみたいにポカポカ温かくて、気持ちが良いんだよ」

ある日の会社帰り、そんな会話をしたことを思い出した。社会人になっていた私は慣れない環境にちょっぴり疲れていた。

・なんだかストレスたまり気味。
・ここのところ不安や緊張で自律神経が乱れてイライラしやすい。
・おまけに寝付きが悪くて、疲れがとれへん。

おじいちゃんが気持ちよそうにいった「お風呂みたいにポカポカ温かい」というセリフが、頭のどこかに残っていた。

「なんかお灸ってリラックスできて、心の疲れに効きそうだな。」
私は、トライしてみることにした。

お灸の本に従い色々やってみて、今ではもう手放せない存在です。

「よもぎ」の香りで、ふわ〜っとリラックス。

お灸の使い方の前に、まず香りの魅力を。

お灸に火をつけると、あたりに「よもぎ」のいい香りが広がります。すこし古風でオリエンタルなこの香りは、おばあちゃん家にいるみたいに、安心して落ち着く。

煙がゆらゆらとまいそれが灯りにてらされて、いい雰囲気。いつの間にか、眉間の皺もユルみいい感じに自分をオフにできます。

よもぎの香りで神経がリラックスできるのが、とてもいいんです。

 

手と腕のツボ1 … 倦怠感に効く「労宮」(ろうきゅう)

では、さっそくお灸をするツボを紹介していきましょう。今日はお手軽にできる手のツボ3点を。

まず、気持ちいいのは手のひらの中心「労宮」です。(写真の上のお灸の場所)

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このツボは、「お灸のすすめ-一回のお灸で必ずからだはかわっていく」によると:

労宮(ろうきゅう)

「疲労の館」の意味を持ち、「不老長寿のツボ」とも呼ばれる労宮。血行を促進して、ストレスや疲れを取り除いてくれます。なかなか抜けない倦怠感にも効果的です。

というツボです。押すと痛キモチイイ箇所で、お灸をあてると熱が腕のあたりまでジワーッと伝わってきます。

お灸は、熱によってツボを刺激することで、体のなかで鈍っていた部分をゆるやかに改善していくというメカニズムです。その効果を「キタキタ!」と体感できるのが、このツボです。

 

手と腕のツボ2 … 緊張をほぐし呼吸を整える「内関」(ないかん)

めんどくさがり屋の私は、同時に数カ所やってしまうのですが、手首から指3本分下のところに位置するのが、「内関」です。(写真の下の方のお灸)

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内関(ないかん)

イライラを鎮め、ストレスに強い内関。呼吸を整えて心に安定をもたらしてくれるツボです。考えこんでなかなか眠れないときなどに効果的です。乱れた血行バランスも整えてくれます。

ここもかなり、ポカポカ気持ちのいい箇所です。お灸の持続時間はほんの3〜5分ほどなのですが、両手にこのような形でお灸をつけてダランとリラックスしていると、体が中があったまってきて、ほっと休息を取ることができます。

手と腕のツボ3 …万能のツボ 「合谷」(ごうこく)

次に紹介するのが、大腸経の器官に働きかけ、肩こり、体のむくみ、疲れ目、腹痛、花粉症などをやわげてくれるとされている「合谷」です。現代人にピッタリのツボと言えるでしょう。

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合谷(ごうこく)

さまざまな不調を改善してくれる合谷。余分なエネルギーを燃やし、体内にたまりがちな水分や老廃物などの排出を促すなど、「代謝に強い」頼れるツボです。

 

今回は、写真の都合で一つだけお灸しておりますが、普段は「労宮」「内関」「合谷」3セットを同時に両手にやっています。

「お風呂に入っているみたいにポカポカあったかい…」

おじいちゃんの言ったそのセリフの意味が体感でき、本当に気持ちいいです。

 

ビギナーにおすすめのお灸は、一番ソフトな「せんねん灸オフ 竹生島」

「なんだかお灸って良さそう」
そう思って、お灸をサーチすると、たくさん種類が出てきてしまい、どれを買っていいのかわからなくなってしまいます。

はじめての方におすすめなのが、この「せんねん灸オフ 竹生島(ちくぶしま)」です。

心をほどいて、もとに戻してくれるリラックスタイム

お灸ははるか昔、飛鳥時代から親しまれている自然療法。廃れずに進化して残り続けているのは、人々に支持されているからに他なりません。劇的には効きはしませんが、漢方薬のようにじんわり効きます。

古すぎて新しいお灸。一度試してみてはいかがでしょうか?
お灸のすすめ-一回のお灸で必ずからだはかわっていく

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