映画「LIFE!」ネタバレなしレビュー 単調な毎日・消極的な自分を変えたい人へおすすめの一本

ー 予想外にテーマが深い。久々にいい映画みた…(涙)

Th life

「ハァー、俺って意気地なしだな」
「私は自信がない。自分を変えたい」

勇気が出せず思った行動に踏み出せなかった経験。誰もがあると思います。

好きな異性をデートに誘えない、会議で思い切った意見がいえない、チャンスだと思っても手が挙げられない、自分を変えたいと思っても怖くて踏み出せない。

この映画「LIFE!」の主人公、ウォルター・ミティもそんな一人。

彼は、雑誌「LIFE」の写真のネガ管理部で単調な毎日を送る中年男性。空想の世界ではいつも勇ましいヒーローなのに、現実世界では臆病な性格のため、仕事にも、女性にも、上司にも、消極的で思った通りに行動ができず、落ち込んでいます。そしてまた、空想へ逃避する。

(やばい…僕と同じだ)

そして、映画「LIFE!」のオフィシャルサイトでは、次のようなチェックリストがありました。

□毎日毎日 同じ生活をくり返していますか?
□仕事で大きな失敗をしたことがありますか?
□空想することはありますか?
□大切な誰かのために、夢をあきらめたことがありますか?
□変わりたいとおもっていますか?

3つ以上にYesと答えた方、これはあなたのための映画です!

ほぼ全部、当てはまった私は(笑えないw)、この映画を見にいくことに決めました。もし、主人公ウォルター・ミティに共通点を感じたり、上のリストに当てはまっちゃった人は、是非とも見に行ってください。

いい年ブッこいて、男の子なのに、映画館でオイオイ泣いちゃいました。ちなみに隣にいたオジサンも泣いてました。

単なる冒険活劇ではない。実は、テーマが深く、現実に則している。

「まぁどうせ冴えないオッサンが、冒険に出て自分を変えて幸せになるハリウッド的なストーリーでしょ。」

「冒険に出れば人生変わるかもしれないけど、現実問題、俺はサラリーマンだから無理だなぁ。」

これまでのフレコミを見て、そう思う方もいるかもしれない。
何を隠そう私もそう思っていた。まぁ、大きなスクリーンでダイナミックなシーンをみて、ハッピーエンドですっきりすればいいや、と思っていた。そして、現実は変わらない、と。

その要素でも確かにスッキリする。
しかし、予想を裏切り、テーマは深かった。

映画を見て考えたこと: 「希望」とはなにか?

大人になって「希望」とは何か?と考える。

今までいくつもの「希望」を追いかけました。しかし、今まで「希望」を追いかけて幸せを手に入れられた経験はゼロです。(今の自分の幸せのほとんどは、偶然、手に入れたものばかり)

希望とは:
・対象が、必ず「未知のもの」。
・実現したら「幸せになれる」と勝手に空想しているもの。
・たいていの場合、その空想は間違えていて、手に入れてもそうでなくても、次の希望を探さなくていけなくなる。

もっと○○で成功したらとか○○社に入ればとか、○○さんと結婚したらとか、もっと大金持ちになったらとか、もっと有名になったらとか、、○○を身につけたらとか、○○に行ったらとか、未知のものをひたすら追いかけて、幸せになれないループが廻る。

そういった面で、私の希望探しの旅と、主人公ウォルター・ミティの空想癖とは、共通点がある!と見ていて思った。

問題は年をとるに連れて、時代が進むに連れて、「未知の対象」がなくなっていくことだ。日本には希望がないと言われて久しいが、僕自信も、時々、希望が見つけられなくなって絶望に近い感情に打ちのめされることもある。

しかし、幸せを「既知のもの」から探したらどうなるか?
「いつか、どこかで」ではなく「今ここ」で探したらどうなるか?今ここを凝視して、今ここに耳をすませて、今ここを感じつくしたらどうなるか?

この映画は、アメリカのニューエイジの自己啓発本と違ったやり方で、「here now」の大切さに気付かせてくれる。

物語のなかで、主人公とある重要人物が出会って語り合うシーン、大事なものをある場所から見つかったシーン、その時は、涙が出た。

主人公の務める「LIFE」社のスローガン。

世界を見よう
危険に立ち向かおう
壁の裏側を見よう
そして、感じよう

退屈な日常の中で、自分を変えたいと願う人におすすめの一本です。

映画「LIFE!」公式サイト

 

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