ノンスタイル井上に学ぶ、人から何を言われてもポジティブでいる方法

ー 日本一嫌われている芸能人が毎日笑顔でいる理由

 

心ない一言にも傷つかず「ポジティブでいたい」

スーパーポジティブシンキング

仕事をしていたり、学校にいったり、人間関係のなかにいたりすると、まわりの人からの何気ない一言に、とても傷ついてしまうことがあります。

そんな時、どうやってポジティブでいつづければいいのでしょう?
答えはなかなか見つかりません。

そこで、私は「いつもヒドイことを言われているのに、ポジティブな人物」からその秘訣を学んでみようと考えました。

頭のなかで、何人もポジティブな人を思い浮かべては「いや違う!」とくり返しました。そして、次のような要素を持つ人がベストだという考えにいたりました。

  1. 自分だったらネガティブになりそうな「逆境」をはねのけている
  2. 心が折れてしまいそうな状況でも、しっかりと「結果」を出している。
  3. 天才ではなく「凡人」。私でも「学習可能・マネ可能」な方法論によってポジティブな人

そう、その人物がこそ、お笑い芸人 人気漫才コンビNON STYLE(ノンスタイル)の井上さんなのです。

「スーパーポジティブシンキング」 ― 日本一嫌われている芸能人が 毎日笑顔でいられる理由

NONSTYLE(ノンスタイル)の井上さんは

  • ブサイクなのに、うぬぼれ男
  • 目の前に大金を積まれても結婚したくない芸人
  • 抱かれたくない芸人

のランキングで、すべてナンバー1。

テレビ出演すれば「キモい」「ナルシスト」といじられ、Twitterでも「ウザい」「ブサイク」といつも罵詈雑言をあびせられ続けています。私ならこの状況、かなりキツいですね…。

しかし、ポジティブなのだ、井上さんは。
先ほどあげた条件その1「逆境をはねのけている」をクリアしているわけです。

しかも、ここまで嫌われているのに、漫才のショーレースのM1グランプリで優勝、THE MANZAIでも「国民ワラテン」という視聴者投票で2年連続1位を獲得しています。リアルな視聴者の評価を得ているのはすごいことであり、条件2の「結果を出している」も満たしていると言えるのです。

そして彼は、お笑いの天才でもなく、実は、後述するように、ネアカでもない(条件3も満たす)。

彼はある種の「論理・考え方」によって、スーパーポジティブシンキングを保っているのです。

好きと嫌いは「メンコの裏表」

人の感情というのは面白いもんで「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」になります。興味を持っていないものは目に入ってきません。だから、難しいのは何の感情も抱いていない人に好かれることですね。

僕の理論では、「好き」と「嫌い」は表裏一体で、きっかけがあれば簡単に裏返る。メンコと同じようなもんで、ちょっとの力でひっくり返せる角度があります。

これは彼の著書「スーパーポジティブシンキング」の一節です。

まず、人の感情にはまず「関心」がある

Kanshin 01

これが枝分かれして、「好き」と「嫌い」になるというわけです。

Kanshin 02

彼は、スタート地点A「無関心」からのゴール「好かれる」より、スタート地点B「嫌い」からゴールのほうがカンタンだと、頭ではなく体で知っており、その恩恵を享受しつづけているから、ヒドイことを言われ続けても、自然にポジティブでいられるのです。

「嫌い」な人も実は、「関心」は高い。

例えば、「井上!昨日、お前が出ているテレビをみたけど、死ぬほどつまらないかったんじゃボケ」とディスる人は、そのテレビ番組の出演者のなかで一番、井上さんに関心をもってしまっている。これは「嬉しいこと」と彼は言う。

関心が高ければ高いほど、見る側は強く注目し、その人独自のイメージを作り上げていくため「ギャップ萌え」がおこる可能性が高まる。

そして、ギャップ萌えこそが、人が好意を持ってしまうメンコの1ショットとなる。

「なんだ、この感情は?」
「あれ、思ってたのと違うやん?」
「意外と紳士的じゃん?」

これが、メンコの裏返る瞬間で、好きかも、と思ってしまう。

ツンデレにやられたり、ヤンキーのゴミ拾いに胸を打たれたり、会社でバリバリな彼女が意外と家庭的でドキッとしたり、はじめはゴーリキさんのゴリ押しが嫌だったけど、今じゃ「めごっち」がカワイくて仕方がないと思ったり、毒舌芸能人が後輩に優しくしているといいやつだと思ったり、友達の結婚式で「第一印象では大嫌いでしたが、つきあっていくうちに大好きになりました」という馴れ初めをよく聞くのも一理ある。

リアルな話、「マイナスのイメージを持たれることはけして不利ではない」

誰かに愛してもらいたいなら、マイナスのイメージを持たれることは消して不利じゃない。

人に好かれる戦略として、まず嫌われても関心度をあげようということではない。

いつもポジティブであるために、ヒドイことをいう人がいても、メンコは裏返せると気軽に構えていることである。井上さんが実践しているように。

関心度は失われることが少なく、好き嫌いは揺れ動くものである。先の図でいえば、横軸の移動より、縦軸の移動のほうが負荷が少ない。

そう思うことで、それを経験として知ることで、少し楽になり、ポジティブになれる。

「そうは言っても」だけど…

そうは言っても嫌われるのは怖いし、ガチで嫌われたら再起不可な場合もあるかもしれない。だけれども、井上さんの次の言葉が、そんな僕の考えに一石を投じる。

僕はどんなに人にバカにされたり、悪気を言われて叩かれたとしても「僕に関心を持ってもらえていること」自体に、一種の愛情を感じる人間です。

スーパーポジティブシンキングを読む前に、この言葉を聞いたとしたら、「これは単なる負け惜しみだろう」と僕は思っただろう。

今では「この人マジだ…」と思っている。

私がネガティブになるのは、「悪意でも、関心を持たれていることへの愛情」があるなんて、あるわけがない、そんなもん、認めないよと思っていたからだ。

しかし、こうした考え方が、真実味とともに頭のなかに一つの可能性として芽生え始めると、考え方が変わりはじめる。すこし、ポジティブになれる。

そこにある「親近感」

もし僕が中学生で、道ばたでノンスタイルの二人にあったら次のように言うだろう。

「石田さん、サインください。井上もな!」

これは、さん付けの石田さんに敬意があって、呼び捨ての井上にそれがないということではなくて、石田さんより井上に好意と親近感を感じているからだ。

私は会社で「さん付け」されているが、同期で、先輩や上司に呼び捨てにされている奴がいる。今では彼がうらやましくて仕方がない。

バカにするなよ、というオーラを出し続けることが距離を作り自分もネガティブにしていた。

何を言われても、どう扱われても、関心持ってくれてありがとうと思っていれば、ポジティブになれる、のかもしれない。 

スーパー・ポジティヴ・シンキング ~日本一嫌われている芸能人が毎日笑顔でいる理由

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