earth in us. トップページ > ミニマリスト >
「自分を追い詰めてがんばる」のが良くない4つの理由
「追い詰めたほうが、がんばれる」!?
自分は、追い詰めないと、動けないタイプ。
だから、いつも仕方なく、自分を追い詰めてがんばっているけれど、その割に、物ごとがうまくいっていない。ツライだけで損した気分。
生きていると、こういうパターンによくぶつかる。
真面目な人や、頑張り屋の人は、よくこうなってしまうかもしれない。
また、人を動かすために、プレッシャーをあたえて追い詰める人もいるかもしれない。勉強しない子どもや、会社の部下、旦那や奥さん、彼氏や彼女など。
しかし、こういうパターンも、得てしてうまくいくことはない。
「追い詰めて」何かを達成することはできないようになっている。
その理由が次の4つだ。
1.追い詰められてやった行動は、つづかないようになっている
「行動させるためには、どんどん自分を追い込め!」
ダイエット、試験勉強、会社のプロジェクトなどで、私たちは自分を厳しく追い込んでいくことで、行動をうながそうとしたりします。
しかし、たいていの場合、これは失敗に終わります。
人間の行動は、「痛み」と「快楽」によっておこされるといいます。
追い込まれると、「痛み」がどんどん増して生きます。はじめはこの「痛みから逃れようとする気持ち」によって、たしかに行動は起こされることでしょう。
しかし、行動をしはじめて、それがうまくいき、追い込まれた状況が解消されてくると、「痛み」がなくなってしまします。ここで、「痛みからさける」というモチベーションはなくなってしまい、気がゆるみ、そこで行動は終わってしまうのです。
ダイエットでいえば、「よし!もう3キロ痩せたから、ちょっと食べてもいいか」。
試験勉強でいえば、「おっ!結構いい点とれた。赤点からまぬがれたー。」
会社のプロジェクトでいえば、「やっと終わった。もう燃え尽きた。しばらく休みたい」となってしまうのです。
痛みで自分を追い込んでも、長続きはしない。気持ちよさ、楽しさ、ワクワク、心の落ち着き。人生のエンジンをそっちの乗せかえる練習をしよう。
2.追い詰められると、目的がブレはじめる
追い詰められると、知らぬ間に目的がすり替わりはじめます。
たとえば、追い込まれて徹夜で仕事をしていたりすると、
「こんなに、忙しい状況でやっている私ってカッコイイ」
「最悪だ...。早くこの状態から抜け出したい」
「あと3日で終わりだ、がんばろう!」
と思ったりしますが、仕事の本来の目的は、ツライ状況に耐える美徳でもなく、痛みから抜け出すことでもなく、スケジュールを消化することでもありません。
たしかに追い込まれて行動はしているかもしれませんが、目的がブレはじめた状況では、ツメが甘くなり、良い結果を残すことはむずかしい。
冷静・健康にとりくめるときこそ、ただしく目的を追求でき、最高のパフォーマンスがでる。
3.追い詰められると、自律神経が乱れる
私たちは、とくに意識をしなくても自動的に、血を流したり、呼吸をしたり、消化したりできるのはどうしてなのでしょうか?
それは、「自律神経」とよばれる体のシステムが、しっかり働いているからです。
しかし、心が追い詰められて、緊張したり、ストレスがたまってきたりすると、この自律神経のバランスが乱れて、ちゃんと働かなくなってしまうのです。
すると、病気になったり、眠れなくなったり、精神が不安定になったり、「なんだかいつも体がダルい状態」になったりしてしまいます。
反対に、リラックスして楽しんでいるときは、体にいい脳波がでて自律神経が正常に働きます。体の血流がよくなり、呼吸もふかく安定し、胃腸も健康に働きます。
4.追い詰められると、自信がなくなっていく
一番、自分を追い詰めてはいけない理由は「追い詰めることよって、人生はツラくなる」ということだ。
「いや!そんなことはない。俺は自分で自分を追い込んで日々、向上している!!」
という人もいるだろう。
心理学者のチャック・スペザーノ博士はいった。
「自分を追い込む人の深層心理には、「私は無価値だ」だという惨めな気持ちがある」
自分には価値がないと、つらい思いをしている人は
「いい結果を残さないと、私は価値がない」
「もっと認められなきゃ、私はダメなんだ」
「まだまだ役目を果たせていない」
という気持ちで、自分を厳しく追い込んでいく。それによって、夜遅くまで働いたり、無茶をしたり、できないことに手をだしてしまったりする。
上に述べた障害が立ちはだかれ、自分がツブれる。
さらに自信はなくなってしまう。
追い詰めるのをやめると、豊かさがやってくる
今まで、コンプレックスや欠乏感をバネにして、自分を追い込んでがんばってきた人もいるかもしれない。
だけどその人生のやり方はもう、今日で終わりにしよう。
「今までがんばってきてくれて、ありがとう。だけど、今日でお別れだ」
ボロボロになった自分をハグしてあげて、ここで、さようなら。
何かを手に入れるためには、必ずしも、ムチで叩いたり、ゼェゼェいって走ったり、心に重荷を背負ったり、自分を犠牲にする必要はありません。
もっと、肩の荷を下ろして、ゆっくりと、リラックスして、楽しんで、快楽をバネにして、バランスのとれた健康な自律神経で、ブレない目的で、自分らしく。そうやって進む道もある。Love yourself。
そのほうが、いい結果がでるようになる。
人にも自分にも優しくできる。
Let it be.
あるがままに。
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー

印刷用





