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「言いたいことが言えない人」のための伝える技術 ーDESC法

気まずくしない、角をたてない、傷つけない、怒らせない、我慢しない「言いたいことの伝え方」
「言いたいこと」「言わなければいけないこと」「言いにくいこと」。
仕事や家庭、学校や交友・恋愛関係の中で、たくさんあると思います。
そんな時、あなたはどうしていますか?
言おう...、やっぱり止めよう...、やっぱり言わなければ...、そんな堂々めぐりをいつもくり返すけれど、最後のセリフは決まっている。
「ダメだ。気まずくなったら最悪だ」
グッと想いを飲み込んだ思い出は数知れず。
一方でオープンかつアッケラカンに意見を伝える人もいます。それなのに、角が立つどころか好かれている。デキるやつと評価されている。
いったいどうして?
大切な人間関係。思いやり。
できれば、相手も傷つけず、自分も我慢せず、言いたいことを「川の流れのように」伝えたい。空気を壊さず自然に。
今日はその一助になる「DESC法」を紹介します。
言いたいことをスンナリ伝える「DESC法」とは?
DESC法とは、下記の4ステップをふむことで心の抵抗なく「言いたいことを伝えられる技術」です。
- [Describe] 状況を描写する
- [Expose] 心を明かす
- [Suggest] 提案する
- [Consequence] (提案の)結果、どうなるかを伝える
この方法を身につければ、言いにくいことをしっかり伝えても、人を傷つけたり怒らせたりすることが減るでしょう。
一つ「言いにくいこと」を頭に浮かべてみてください。
靴下を脱ぎっぱなしにする子ども、遅刻ばかりの友人、気難しい大御所への意見、上司への失敗報告、恋人に嫌なクセを注意などなど。
それではステップを順に見ていきましょう。
1.[Describe] 状況を描写する
まずは、状況を描写します。ここでは次のことに注意しましょう。
ポイント:
- 他人ごとのようにドライに状況を描写する
- 主観や気持ちは入れない。客観的に。
- 話に人間を登場させない。
例えば:
「ここのところ納品物に、誤りが増えている状況だ」
「部屋に靴下がちらばってきている」
2.[Expose] 心を明かす
次に自分の困っている点、悲しい点を吐露します。
相手を責めたくなるのなら、ゆっくり深呼吸してください。キバをむいている防衛本能をなだめてみてください。責めたい気持ちの原因を伝えるのです。
ポイント:
- 攻撃的な気持ちではなく、困っている気持ち。
- 強がらずに恥ずかしがらずに、小さな自分をさらけ出す。
- 落ち着いて、感情的にならずに。
- 自分が反省していることがあれば、それも伝える。
例えば:
「ミスが増えると、こちらのチェックも大変で、なんだか疲れてしまう」
「靴下がちらばっていると、部屋に入ったときに悲しい気持ちになる。今まで何も言わずにイライラを外に出してしまったことを反省している。」
3.[Suggest] 提案する
相手に気持ちが伝わったら、建設的に解決策を提案します。
短くシンプルにミニマルに。
ポイント:
- 命令ではなくて、提案。
- ここでも、相手を責めない
- 解決策だけを切りだして、ハッキリ伝える
(感情的な部分は話し終わっているから、とても楽です)
例えば:
「納品する前のチェックリストを、作ってみたら?」
「帰ってきたら洗濯機の前のかごに靴下を脱ぐというのはどう?」
4.[Consequence] (提案の)結果、どうなるかを伝える
結果、どう改善するのかを伝える。
二人のメリットを伝える。変わる未来を伝える。
ポイント:
- 自分のメリットだけでなく、相手のメリットも
- 絶対にステップを逆戻りしない。クドくなる!
- 同意が得られなかったら、代案を聞いてみる
- メリットを疑問文で投げつけない。☓「~だと思わない?ねっ?」
例えば:
「そうすれば、ミスが可視化されて会社全体として商品の品質があがるよ」
「家がキレイな方が、二人でゆっくりくつろげてうれしい」
慣れないうちは、紙に書いてから
とはいっても、はじめはこれをリアルタイムで組み立てることは難しいかもしれません。
そんな時はまず、紙に書いて準備をしたり、メールからはじめて見るのも、いいかもしれません。
言いたいことをためこんだり、自分だけ犠牲をしたりするのは体に良くありません。
その優しさは絶対に失わず、そのままで。(無神経になんてならないで)
自分を押し殺したりしないで、ピュアな感受性を大切に。(心を閉ざさないで)
自分をいたわってあげるためにも、言いたいことが言える毎日を。
「正直は、最良の方針である」
セルバンテス

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