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「リマインダーの活用法」―集中力をアップさせ、時間を効率的に使う方法

http://www.earthinus.com/2011/03/reminder.html
おすすめ度:時間 管理


「心が空(くう)になったとき、人間はいちばん強くなる」
中村天風


目の前に、一点集中。

zentopaksivmwiwhai.jpg 仕事でも、勉強でも、スポーツでも、何でも、すばらしい結果を残す人には、ある一つの共通点があります。

 それは「一点集中」していること。
 針のごとく「今・ここ」に没頭していることです。

 そこには迷いも雑念も何もありません。他の言い方をすれば、「今・ここ」で取り組めないことを、きれいサッパリ忘れているのです。

 人の脳はシングルタスク(一点集中)に徹しているときに、もっとも能力を発揮します。
 反対にマルチタスク(同時作業)をしているときは、脳のメモリーが分散してしまい、非効率になってしまうのです(参考)。

 「頭の中のジャマ」を取り払って、もっと明晰(めいせき)かつクリアーに物ごとに取りくむには、どうすればいいのでしょうか?その一つの方法として、リマインダーを使って意識を集中しやすい状態にする方法を紹介します。


リマインダーとは何か?

 リマインダーとは、指定時刻に自分にメッセージを思い出させる(リマインドさせる)ツールやサービスのことを指します。代表的なものだとGoogleカレンダーなどにこの機能がついています。会社のミーティングや友だちとの約束を忘れないために使っている人も多いのではないでしょうか?

 しかし、用事の時間を思い出させてくれるのだけが、リマインダーではありません。
 ここでは、「今・ここで取り組めないものを忘れさせてくれ、適切な時間に思い出させてくれるツール」として、リマインダーを活用してみましょう。


「今・ここ」以外は、すべてリマインダーに登録する

 忘れてはならない未完了事項の山。
 見るだけでイヤな気分になってしまいますね。ストレスの原因です。

 「忘れないぞー!」と四六時中 気をはっているよりも、「あ、スッカリ忘れてた。リマインダーで思い出した。じゃあ今 片付けるか」の方が、人生楽で幸せ。

 だから、「今・ここ」でできないことは、全部リマインダーにつっこんで忘れてしまおう。次の5つの基準に当てはまるものは、全部リマインダーへ登録だ。


1.この「場所」でできないことはリマインダーへ

 オフィスに戻らないとできない仕事がある。
 家に帰らないとできないToDoがある。
 じっくりと一人、カフェで取り組みたいこともある。
 電車の中で読みたい本がある。

 「この場所」でできないことは、その場所につく時刻(次に行く時刻)にリマインダーをセットしよう。だって、できないことをあれこれ考えていても仕方ないから。

 その場所につく時間がわからない?
 それならば、その場所につく「少し早め」にリマインダーをセットすればいい。そうすれば、まだその場所にたどり着いていなくても、リマインダーの時刻を修正することができる。

 最近のリマインダーは、目覚まし時計みたいにスヌーズ(再通知)機能がついているものもある。うまくそれらを活用するといいかもしれない。


2.この「時間帯」でできないことはリマインダーへ

 朝一の静かな時間じゃないとできないタスクがある。
 日中は忙しすぎて、夕方頃に仕事が落ち着いてこないとできない仕事がある。
 週末じゃないとできない手続きがある。

 「この時間帯」でできないことは、できる時刻にリマインダーをセットしよう。

 「私は、ToDoリストで管理しているから大丈夫だ」
 そういう人もいるかもしれない。

 だけど、ToDoリストが「今・ここでできないこと」の山で、四六時中それが目についていたら、"未完了ストレス"からは自由になれないだろう。

 必要なときにだけ、必要なことを思い出すのがベストだ。

 あなたの仕事は何かを忘れないように気を張ることではない。
 「今・ここ」に100%、脳のメモリーを割いて最高の結果を残すことだ。


3.「条件が整わずアクションできないこと」はリマインダーへ

 メールの返信待ち、他の人の完了待ち、上司の承認待ち、クライアントの確認待ちなどなど。

 条件が整わず今・ここであなたがアクションできないこともある。
 これも覚えていたり、ToDoリストに書いていたりすると、あなたの貴重な頭のメモリーは失われてしまう。

 だいたい、作業が終わって返事が来るのはこのぐらいの時間かな?
 あの人が事務所に戻ってくるのは、だいたい夕方ぐらいかな?
 条件が整うころを予測して、リマインダーをセットして忘れよう
 (大局を予測する精度をあげる、トレーニングにもなる)

 相手が忘れてしまうから、私は常に目を光らせて見張っている必要がある?
 それならば「催促すべきころ」にリマインダーをセットしておけばいい


4.「消化できなかった感情」はリマインダーへ

 生きていると自分の未熟さによって凹んだり、嫌な人にムカついたり、その場で消化しきれない感情をかかえることも多い。

 消化できない感情が生じたときは、そのやり場のない気持ちをリマインダーに登録して、いったん保留にしよう。
 家に帰って一人の時間が持てるころにリマインダーをセットして、素直に向き合う。

 感情は書き出すだけでスッキリすることもある。それに時間をおいて頭を冷やしたら記憶が薄れて「まいっか」と思えることもある。それでもダメなら、10分ぐらい時間をとってトコトン感情に向き合って、思いっきり凹むなり、怒るなりすればいい。

 いちばんあなたが損をしてしまうのは、消化しきれない感情をかかえながら、他の仕事や大切な時間を中途半端に過ごしてしまうことだ。
 そんなことをしていたら、パフォーマンスは落ちるし、楽しめないし、ミスも誘発するのでいいことは何もない。

 消化しきれない感情は、時間を決めて向きあって「トドメ」をさせ。


5.日常の小さな「習慣化したいこと」はリマインダーへ

 食事のたびに食べすぎてしまう?
 ついつい夜更かししてしまう?

 「自分を変えたい!」という気持ち。初めは熱くても、だんだんとモチベーションは下がってきて、目標を立てたことすら忘れてしまうことがあります。
 特に小さなことほど、忘れやすい。

 ダイエットしたいなら、食事の時間の前に「食べすぎるな」とリマインダーを。毎日ジョギングしたいなら、ジョギングすべき時間の前にリマインダーを。
 習慣化したい作業をする時間の直前の自分に、リマインダーでメッセージを送る。

 日常の小さなことは、必要なときに思い出せばいいのです。
 ずっと考えている必要はありません。


コヴィー博士の推奨する「影響の輪」を意識する。

 ベストセラー「7つの習慣」を書いたスティーブン・R・コヴィー博士は言った。
 「あなたがコントロールのできるものだけに、働きかけろ」と。

 私たちは往々にして、自分が「今・ここ・この状態」でコントロールできないものに悩んだりしてしまう。過去のこと、未来のこと、他人のこと、社会のこと。
 しかし、「今・ここ」であなたが影響できないことに、クヨクヨするのは時間のムダになってしまう。

 イメージして欲しい。私たちのまわりには2つの輪がある。
 一つは「今・ここ」であなたが直接、影響できるものが入っている内側の輪。もう一つは、あなたが影響することのできない外側の輪だ(参考:影響の輪)。

 「今・ここ」で影響できるものに取り組もう。
 それ以外は、「あとで・あそこで」影響できるものは、リマインダーへ。
 「いつか・どこか」は、忘れてしまおう。

 それがシンプルに、クリーンに、調和して生きる秘訣だ。

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