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100万部ベストセラーに学ぶ「物語りを作り方」6つの法則

http://www.earthinus.com/2010/12/6law-of-millon-seller.html
おすすめ度:ベストセラー小説

「100万部ベストセラーの方程式」は存在するか?

bestsellertop.png 「ミリオンセラーの法則は存在するか?」
 いつもえんぴつを鼻でくわえながら考える。文章を書くときは、いつもだ。

 胸にひびく文を書くのは、難しい。悩む。
 がんばって書いて「これはイケる!」と思った文章も、死ぬほど赤入れされて返ってきたり、世に出したらビックリするほどdisられたり総スカンを食らったりする。
 はっきり言って、もうシンドイ。抜け出したい。

 ふと、机の前に目をやると3冊の100万部超えベストセラーが転がっていた。

  • もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
  • 夢をかなえるゾウ
  • ユダヤ人大富豪の教え

 「やってぇ、見るか」
 100万部ヒットを分析してヒットの法則を見つけ出せるか!?
 レッツ・リバースエンジニアリング!


法則1:絶望をくぐり抜ける成長ストーリー

 主人公がピンチに襲われる。手に汗握るアクション、冒険、苦難。
 心のなかで、自分と重ねて応援する。
 そしてギリギリの死線を乗り越えてハッピーエンド。
 ハリウッド映画の定石だ。

 「ともにキケンという吊り橋を渡った主人公と読者は、恋に堕ちる」

 甲子園になんていけない!? (もしドラ)
 現実なんて変えられない!? (夢ゾウ)
 無人島に一人、おいてけぼり!? (ユダヤ人)
 感情移入してぐーっとのめり込む、ハラハラ・ドキドキ感。

 脚本家は、主人公をいじめるドSになれ!?


法則2:「権威ある人 VS 等身大のギモン」Q&Aがある

 「この本に書いてあることは、本当に正しいのだろうか?」
 ついつい背表紙の作者のプロフィールをみて、そう疑ってしまう私たち。

 どこの馬の骨だからわからんニイチャン(作者)に「説得力」を持たせる方法はあるのか?

 ある。それは「権威あるキャラクター」の登場させることだ。
 ピーター・ドラッガー、ユダヤ人の大富豪。
 もう、ポツリといった一言ですら「ありがたやー」と思ってしまう。

 ガネーシャも、教え子として偉人を数多く引用する。
 「松下の幸ちゃん、ジョブズくん、フォードくん」

 ただ、この偉人たちが偉そうに「正論」を講釈しているだけではアクビが止まらない。そんな教科書みたいな本を読むのはゴメンだし、怒られるのなんてノーサンキューだ。

 そこでこの権威たちに、等身大のソボクなギモンを「代弁」してくれる主人公をガチーンとぶつける。口ごたえ・ヘリクツも効果的。夢ゾウやユダヤ人はここが面白いし、もしドラは、ここに謎解きのスリルがある。

 偉人はバッチリと的を居た「教え」を授ける。

 ギモンがなければ、教えも吹き飛ぶ。
 そのかけあいが刺激的でフレッシュで、「ほほー」とうなずいて蛍光ペンで線を引いてしまう。


法則3:涙の別れ

 涙の別れ。それも、できれば永遠の別れがいい。
 これは少々 汚い手だと思ってしまうが、やはり感動してしまう。

 ガネーシャああ!夕紀ー!ゲラーさん!!
 別れた後は、もうウルウルと涙が止まらない。

 「この本さぁ......、泣いたよ」

 友達からこんな風に本を紹介されたら、感動に飢えているボクはもう、その場でアマゾンから注文してしまう。


法則4:小学生でもスラスラ読める

 「この本、全部読むのに3日しかかからなかった」
 もしドラ、夢ゾウ、ユダヤ人、全部に当てはまる。

 いや、3日よりも短かったかもしれない。読むのが「苦」ではなかった。
 みんな読む時間はないし、疲れている。

 ページをめくらせるためにはストーリーの強さはもちろん、「負荷の無さ=カンタンさ=手軽さ」が大事だ。

 インテリな僕らは、ついつい難しい言い回しや、覚えたてのカタカナ語を使いたくなる。その瞬間に
 「なんだこれ、よくわからん。やーめた」
 と、数万人単位で読者を失うハメになる。

 内容は絞り込んでも、文体は広く優しくリーチを取っておいた方がいいのかもしれない。


法則5:明日が変えられそうな「いい希望のにほい=ビジョン」がある

 ボクらと大差のない等身大で傷つきやすい主人公。

 それなのに一生懸命に立ち上がるのは、崇高なビジョンがあるからだ。
 それも私たちが感心したり共感したりしてしまうような。

 「ビジョン」を作る時の5つのポイント ―これで全速前進!

 本を閉じた後、私たちはビジョンを分けてもらう。
 そして、白地図を広げるような新しい毎日がはじまるかのように、少し胸がワクワクする。

 単なるノウハウ本に、その力はない。


法則6:老若男女、ポジティブ・ネガティブ、学生・社会人をカバーしている

 本を買う人には、色々な種類がある。
 おじさん、おばさん、男子、女子、ポジティブな人、ネガティブな人、学生さん、社会人、主婦......。

 もしドラ、夢ゾウ、ユダヤ人は、その誰でも読めた。楽しめた。
 あるグループの読者をバッサリ切ってはいなかった。
 (ちゃんと誰にでも読めるように、計算して書かれている)

 文章の先生がよく「ターゲットを絞れ!」というのは、本当だろうか?
 人を選ぶようなエンターテインメントは、エンターテインメントじゃないのかもしれない。


後世に受け継がれる素晴らしいベストセラー

 ......と、色々と「分析」をしてみたけど、実際に「書けるか」というのは、また別問題(^^;)。そしてこれも所詮、アマチュアの荒い分析で、あっているかどうかもわからない。

 人類を前進させる素晴らしいベストセラー。
 100万人以上に受け入れられるというのは、とてつもないことですね。
 いつかそんなものを書いてみたいものです。

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