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「自分の価値を自分の持ちもので計るのをやめる」=ミニマリストになる

僕の価値 = 僕の持っているもの?
家の中を見回すと みすぼらしい気分になった。
狭いワンルーム。家具は全部 近所の大型ホームセンターで買った安物ばかり。スーツだって2着で2万円のものだし、靴だって1年前に買ったボロボロのもの。
「僕の価値は、僕の持っているもので決まる」
財布の中身は厳しかったけど、見栄をはるために無理もした。
少し高い家賃の場所に住んだり、飲みに行くところは少し高級だったり。高いプレゼントを買ってみたり。
そんなことをしているから、精神は不安定。満足もまばら。お金も貯まらない。
「僕の価値が、僕の持っているもので決まなら、僕の価値はない」
そう考えた夜は、悲しい気持ちで眠れなかった。
私の価値は、私の持っているものではない
時を経て、私はミニマリスト(最小限主義者)(最小限主義者)になった。
必要なもの以外は捨てるか、減らすかした。
今は持ちものを、最小限にしている。
余計な物は絶対に買わないし、見栄をはるために高価なものを買うこともない。高い車やスーツで、自分の価値をあげようとも思わない。
自分は、自分。
モノは、モノ。
そう考えると、あたりまえだが、自分の持っているもの(what I HAVE)で、自分の価値は決まらないことがわかる。
「私の価値は、私の持っているものではない」
気持ちが凛とする。肩の荷が下りる。
価値の背比べがグッと減って、安定的なパワーがでる。
自分の価値(またはアイデンティティ)の強化のためにモノを買うのをやめると、自分にとって、本当に大事なものは何かを考える。
そして、本当に大事なものだけが残る。
そして、本当に大事なものだけに取り組めるようになって、いい結果が出るようになる。
Be、Do、Have と 自分の価値
よく人の価値を計るのに「Be、Do、Have」という概念が用いられる。
- Beというのは、私がいること
- Doというのは、私がすること
- Haveというのは、私がもっていること
私たちの生きている社会は、人の価値を「Have」で計っている。どんな家や車をもっているか、どんな服をもっているか、どんな職歴・学歴を持っているのか、どんな年収を持っているのか、どんな稼げるダンナさんを持っているのか。
次に重視されるのが、何をしているか「Do」ということ。
どんな大きなプロジェクトをやっているか、どんなすごい仕事をしているのか、どんな結果を出したのか、どんな優雅な暮らしをしているのか。
そして、最後に「Be」。
その在り方がいい。そこにあるから、いい。あなただから好き。
私たちは、Have → Do → Be の順番で、価値を評価しあっている。
私たちはDoやHaveで骨肉の争いをしているが、実は「Be」を褒められるのが、一番うれしい
私たちは、DoとHaveを比較して、骨肉の争いをしている。
DoやHaveが人に負けたと言って落ち込んだり、過去のDoやHaveにしがみついたりする。
しかし、不思議なことに、自分が誉められて一番嬉しいのは「Be」だったりする。
私は、自分の奥さんに
「そこに、その顔で座っているだけで幸せ」
といわれるのが一番、キュンとくる。
だけど、仕事や洋服を誉められても、そこまではうれしくならない。
例えば、お見合いパーティに行ったとして、年収や仕事、服装を誉められても、上辺だけだと思ってしまうに違いない。
DoやHaveは変化するものだからだ。いい時もある、悪い時もある。
そして、DoやHaveは 自分自身ではない。
結局は、「Be」が一番、嬉しい。
あなたがあなたである限り、Beは変わらないからだ。
人を好きになるのも、そういうことだ。
私は、奥さんの寝顔を見ているだけで、胸がホワーッと暖かくなる。そこにいる(Be)だけでいい。
ミニマリスト(最小限主義者)になるということは、自分の価値の重心を「Be」にシフトしていくということである
ミニマリスト(最小限主義者)になると、モノ(HAVE)は減る。
取り組んでいること(Do)も減る。
すると「自分(BE)」が残る。
そして、大切なもの(HAVE)だけが残る。
そして、大切なこと(DO)だけに取りくむ。
つまり、ミニマリスト(最小限主義者)になるということは、価値の重心を「Do」や「Have」ではなく、「Be」を中心に組立て直す作業なのだ。
ミニマリスト(最小限主義者)になろうとする過渡期は、他人の目が気になるかもしれない。
他人の競争ルールの中で、あなたは一度 ビリになるかもしれない。
しかし、あなたの重心が「Be」に移りきった時、色褪せることのない価値がそこには待っている。素晴らしい「Be」を礎に、確固とした「Do」や「Have」がガッチリ組み立てられるに違いない。
ミニマリスト(最小限主義者)になろう。
Beを中心に、もう一度 大好きな自分を取り戻そう。
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