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iPhone先生から学ぶ、やさしく伝わるコミュニケーション術

http://www.earthinus.com/2010/09/lfrom-iphone.html
おすすめ度:コミュニケーション

「iPhoneヒューマンインターフェースガイドライン」は、最高のコミュニケーション書

iphone4.jpg iPhoneを使いはじめて、はや1年半がたちました。
 その間、iPhoneは私の生活を豊かなものへ変えつづけてくれました。

 To-doアプリやリマインダー、アイデアメモにブラッシュアップ。集中するためのリフレッシュミュージックや、Twitter。
 今やどれも手放せません。

 以前、何回かモバイル端末を買ったことがあったのですが、iPhoneのような優れた相棒にはなってくれませんでした。

 その違いは、どこにある?
 私はそれを探して一つの答えにたどり着きました。

 iPhoneがすばらしいのは、Appleがアプリケーション開発者に提供している「iPhone ヒューマンインターフェースガイドライン」にあるのではないか?と。

 このガイドラインは、Appleがアプリケーションを開発する人向けにかいたものですが、その域をこえて、コミュニケーション全般にあてはめることのできる「深い」ものだったのです。
 今日は、そのいくつかを紹介します。


80%の人が必要とする20%にフォーカスしよう


 ユーザの80%のニーズにこたえるよう重点的に取り組むこれができれば、アプリケーションはすでにほとんどのユーザの期待どおりに動作するようにセットアップされているため、大半のユーザは設定を行う必要がありません。
 一部のユーザだけが必要とするような機能や、ほとんどのユーザが一度しか必要としないような機能がある場合は除外します。


 人と話すとき、どのようなメッセージを選ぶかはとても重要です。
 選び方によって、話は伝わったりチンプンカンプンになったりします。

 この適切なメッセージを選ぶ大事な質問を、iPhoneヒューマンインターフェースガイドラインは教えてくれています。

 「これは80%の人が必要としている大切な20%か?」
 メッセージの取捨選択のとき、このようにチェックしましょう。

 ビジネスの現場では、20%の人(クレーマーやあまのじゃく?)のための80%をネチネチと説明するあまり、とても長く退屈でウンザリする話になってしまうことがよくあります。

 8割すてる。大事な2割をのこす。
 メッセージは、付け足すことでなく、差し引くことで強くなります。

 iPhoneのアプリケーションが教えてくれるように、「単純こそ万能」なのです。


一度に一つずつ見せよう・話そう


 フォアグラウンドに表示できるのは一度に1つのアプリケーションだけです。
 ユーザがあるアプリケーションから別のアプリケーションに切り替える場合、前のアプリケーションは終了され、そのユーザインターフェイスも表示されなくなります。


 人の話を理解するのはむずかしい。

 そう思ったことはありませんか?
 きっと、みんなが同じように悩んでいます。

 「わかりやすく、短く、一つずつ」話してあげることが、求められているのです。

 いくつもの話を同時にしてはいけない。一度でおぼえられない箇条書きをしてはいけない。ゆっくりと順番にやらないといけない。

 一度に一つずつ。
 話を切り替えるときは、ちゃんと前の話を終了させましょう。

 iPhoneのアプリケーションはそうやって、私たちにわかりやすさを提供してくれています。


わかりやすく例えよう


 可能であれば、アプリケーションのオブジェクトやアクションを実世界でのオブジェクトやアクションになぞらえてください。この手法は、アプリケーションがどのように動作するのかを初心者のユーザがすばやく把握するのに特に役立ちます。

 「うーん、イメージがつかめないなぁ」
 一生懸命 説明してくれる人に、そんな風に感じてしまったことはありませんか?

 いくらロジカルに説明されても、理解できない時があります。
 それは自分の頭の中の知っていることに、結びつけることができないからです。

 まずは知っているものに例えて、イメージをつかんでもらいましょう。

 iPhoneのメモ帳は、ほんもののメモ帳みたいになっています。だからすぐ使えます。iPhoneの計算機を起動すると、本物の電卓がでてきます。だからすぐに使い方がわかります。iBookを起動すれば、本棚がでてくる。だからイメージがつかみやすい。

 例えるだけで、クドクドした説得がいらなくなるのです。


フィードバックを明確に


 ユーザは、アクションの結果の確認に加え、コントロールを操作したときの即座のフィードバックや、時間のかかる処理のステータス報告を必要とします。アプリケーションは、ユーザによるすべてのアクションに対して、目に見える何らかの変化で応える必要があります。

 もし、エラーメッセージが一切でないアプリケーションがあったら、使いやすいですか?使いにくいですか?

 きっと何が起きてるかさっぱりわからず、知らず知らずのうちに、エラーが蓄積してフリーズしてしまうでしょう。

 同様に、人から何か言われたときに、笑ったり驚いたりリアクションする人と、ムスッとポーカーフェイスで無反応な人がいたら、どちらが「わかりやすい」ですか?
(何を考えているのかわからない人と時間をともにすることほど、気のめいることはありません)

 私たちは、良かれと思って我慢をしたり、本音を押しこめたりします。
 しかし、それはフィードバックのないアプリケーションと同じです。もしかすると、あなたにとって嫌なことを「悪気なく」されつづけ、フリーズしてしまうかもしれません。

 かといって、Windowsのプログラムのような「警告!エラーナンバー#9309」というような意味がわからず、おまけに恐ろしいメッセージはいけません。

 どんなときも、優しく、わかりやすく、驚かせないフィードバックを表明しましょう。


制約があると、広がる

 Androidにくらべると、iPhoneは開発の制約が多いといわれます。

 しかし、このように優れたガイドラインで「制約」することで、iPhoneの使いやすさ、わかりやすさ、すばやさは「拡大」しているのです。

 私たちも、iPhoneアプリのようなシンプルでわかりやすいコミュニケーションを目指していきたいものです。

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