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「志村けん」の名言に学ぶライフハック

http://www.earthinus.com/2010/05/ken-shimura.html
おすすめ度:志村流

「だっふんだ!パリーン!」という奇抜すぎる発想の源は?

shimukentop.jpg 僕は三十代で、「志村けん」は物心をついた時からテレビで見ていた。
 小学生の頃から腹筋が痛くなってオシッコをちびるほど笑っていて、学校では変なおじさんのダンスを友だちとおどっていたのが懐かしい。

 今でもテレビで「バカ殿様」や「だいじょぶだぁ」がやっていると欠かさず見てしまう。
 小さい頃はお母さんの手前、下ネタがはずかしかったりして、十分に見ることはできなかったが、今は思う存分見ることができ、そんな時は「幸せだなぁ」と感じてしまう。

 そんな中、本屋でふと手にとった 志村けん著「志村流―金・ビジネス・人生の成功哲学」が素晴らしかったので、シェアをしたいと思う。

 変なおじさんおじさんのビジュアルやギャグ、あれは一体どこから思いつくんだろう。「だっふんだ!パリーン!」なんてクリエイティブすぎる。
 一体どうして、「だっふんだ」とガラスの割れる音が結びつくのか?

 これ以上にマッチする組み合わせはない。
 だっふんだの一字が違っても合わないし、パリーンの音が例えば爆発音だとしたら、全然笑えない。

 これは、天才を超えて狂った鬼才だ!と思っていたが、本を読んだら中身はとてもしっかりして常識的であり男らしかった。

 今日はそんな中から6つのライフハックを紹介します。


1.一生を24時間で考える


 「人生72年、それが丸一日だ」と聞いたことがある。
 つまり、七十二歳=一日=二十四時間
 そして、七十二際÷二十四時間=三歳
 ということは、一時間=三歳にあたることになる。
 こうやって年齢を一日の時間に置きかえてみると、自分の一将を直感的にイメージする事ができる。

 「あなたの余命はあと3年です。」
 もし、私がそんな風に言われたら、今すぐ生き方を改めて、一分一秒を大切にしながら生きると思う。そして、いままでダラダラ生きていたことを悔やむかもしれない。

 しかし、ふだんはそうはいかない。
 残りの人生があとどのぐらい残っているかなんて意識はしない。

 つかみどころのない人生のどこにいるのかを、身近な一日に置きかえて考えてみようと言うのが志村さんのメッセージだ。

 自分の年を3で割ってみよう。それが人生を一日に置き換えた、今の時刻になります。

  • 18歳なら、朝六時。目覚めてじっくりと準備をしている時間。
  • 24歳なら、朝八時。準備が整って、そろそろ仕事を始める時間。
  • 33歳なら、朝十一時。新しいことだって、十分にやり直せる時間。
  • 42歳なら、お昼すぎ。バリバリ仕事をこなしている時間。
  • 54歳なら、夜の六時。定時で帰って趣味を楽しむ人もいる時間。

 あなたは今、何をしたいですか?

 

2.自分を「変なおじさん」に変身させてみる


 夕方近くになっても宙ぶらりんという人は、能力や才能がないというより、自分自身を解放できず、気持ちが萎えてしまって、うまく出来ないでいることが多いと思うんだ。
 これまでつき合ってきた自分じゃうまくいかないなら、こころの中で「変なおじさん」にヘンシ~ンって掛け声をかけてみたらいい。臆することなく思いきって、やれる。


「今さら、新しいチャレンジするのもなぁ」(でも本当の自分はすごくやりたがっている)
「こういう行動を自分がとると、みんなに驚かれてしまう」(でも、本当の自分はこういう人間なんだよな)
「私は、〇〇を担当しています」(でも、あっちの分野もとても興味がある)

 そんな風にして、羽ばたこうとしている自分を、自己イメージという鳥かごに閉じ込めてはいませんか?
 特にサラリーマンという役割が、自分よりも大きくなってくると息苦しい。

 志村さんは、変なおじさんを自分自身と言っています。「本当はこうしたい!」っていう自分の願望を実現してくれるキャラクターだと言っています。

 変なおじさんが、志村さんの無数のキャラクターの中でも、ひときわ魅力的であり長年愛されているのは、自分自身を臆することなく解放し、エネルギーをほとばしらせているからだ。

 周りはそれほどあなたのイメージを気にしていないかもしれないし、あなたはもっと変化を期待されている人物かもしれない。

 時には 勇気を出して自分をかなぐり捨てて、「変なおじさん」になってみましょう。とても魅力的な「本当の自分」に出会えるかもしれません。


3.肝には金をつかえ


 仕事で「これは絶対に必要だ」というもの、そのなかでも自分にとって最も大切なものだと自覚して、お金を使っていることがある。
 それは、お笑いの種の部分で肝となるネタ作りと構成だ。これを創りだすにあたっては、放送作家の朝長に、オレのポケットマネーを使って個人的に仕事を依頼している。
 「お金は利を得るために使うもの」という意識をいつも持っているからだ。

 志村さんは物に対する執着心があまりないそうで、プライベートではほどんどこだわりがないそうだ。

 しかし、仕事に関するものには徹底的のお金をつぎ込んでいる。
 コントのヒントになるようなビデオやDVDは三千枚近く購入しているし、ネタ作りの際に、右腕となってくれる優秀な放送作家を個人的に囲っているのだ。

 普通、放送作家は複数の局の番組をかけもちして仕事をしている。一人の芸人が作家を独占すると言うことは、ほとんどないらしい。

 何かを成し遂げ 脚光を浴びる人の影には、必ず天才的なブレーンがいる。
 あなたは自分の仕事の質を向上させるブレーンに、気持ちよくお金をつかっていますか?


4.ブランドの長期維持戦略「忘れられず、飽きられず」


 テレビ番組「志村けんのバカ殿様」は15年以上続いている(2002年当時)。年平均は1.7回。つまり、一年の内で二回見られるか、見られないかだ。
 「見たいけど、たまにしかやっていない」という、放送回数を腹八分目ぐらいの満腹感に抑えてきたこと。それがロングセラーになった要因だ。


 最近のお笑い芸人の入れ替わりの速さを見ていると、栄枯盛衰の儚さを感じずにはいられない。
 テレビをつければ「このひと誰?」「あの人は最近見ないねぇ」と、変化のスピードの速さを目の当たりにする。

 そんな中、「志村けん」は、15年間、トップに君臨し続けている。そのキーポイントが"徹底した露出管理"にあるわけだ。

 仕事でも恋愛でも、少しうまくいっただけで舞い上がって「もうこんなタイミングは訪れない、ここで稼げるだけ稼いでやる!」と、興奮して失敗してしまうことが多々ある。

 なんでもかんでもしゃしゃり出ていけばいいわけではない。時には静観し、自分で意識してコントロールすることが必要だ。

 人生には、増やそうとすると減り、絞り込もうとすると増えるものがある。それをしっかり見きわめる目を養いたいものだ。


5.常識のない奴に成功なし


 お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから笑えるワケよ。
 お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対にできない。


 他社との違いを出すのがとても難しくなってきたこの昨今。
 「ほかと違うことをやろう」そう意気込んではいるものの、結果が思わしくない人もいると思います。

 そこで大事なのが、常識をわかった上で違うことをしているのか、それとも単なる常識はずれをしているのか、ということです。

 「バカ殿様」や「変なおじさん」は一見、非常識なインスピレーションによって生み出されたものかと思います。
 しかしよく見れば、そこには常識的な「フリ」があるし、常識を理解した上での「オチ」や「アクション」がある。そしてそれは常識的なプロセスによってつくられたものなのです。

 武道の世界にも「守・破・離」という言葉があります。
 「守」は、まず、基本や常識を身につけそれを守ること、「破」は基本や常識を極めた後に他のものを吸収すること、「離」はそれをベースにオリジナルな一流を確立すること。すべてはこの順番で進むのです。

 志村さんは言います。「常識というのは、人間の基本的な知恵なんだと思うよ。守って損をすることはない。日ごろ、常識の二~三割増しを心がけていれば、まずは間違いない線でいけるんじゃないのかな。」

 

6.偉大なるマンネリはスタンダードになる


 マンネリって普段あまりいい意味で使われないけど、マンネリもある域に達したら立派なものだ。オレは偉大なるマンネリ=スタンダード・ナンバーだと考える。
 「バカ殿様」や「変なおじさん」だって、そのひとつじゃないだろうか。だれもがわかりやすいビジュアル、大人から子供までが知っている殿様というテーマ、忘れられないギャグ。そして「そろそろ出るな」「いつものアレ、お願い」的な一貫性のあるスタンダード化された笑い。
 これを毎年、毎年、作り続けられれば、それは最高の仕事だと思う。


 私たちは普段、予想できないことをして、人を喜ばせようと思う。
 お笑い芸人もそうだ。予想できないオチをいって笑いをとったものが、評価をされる。しかし、それは「ヒット」しても、「スタンダード」になることはできない。

 志村けんのコントはジェットコースターのようなものだ。
 「あそこであがって、ここで落ちて、ここで回転するんだな」と事前にみんなわかっている。「このおじさん!変なんです!」から「だっふんだ!」まで、みんな展開を知っている。オチすら知っている。

 だからといって、そのジェットコースターがつまらないわけではない。
 それどころか、みんなそれに乗りたくて乗りたくてたまらなくなる。ワクワクした気持ちで絶叫したいと思う。大笑いしたいと思う。

 最後のシーンでは、絶対に大爆笑してしまう。
 そして、リピーターが生まれ、ファンが生まれ、スタンダードとなる。


This article is ISNPIRED by
  志村流―金・ビジネス・人生の成功哲学

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