スマートフォン版へ切り替える

トップページ >  ミニマリスト・ライフハック  >  仕事術  > 

仕事に取り入れるべき5つの「禅」エッセンス

http://www.earthinus.com/2010/04/zen-habits.html
おすすめ度:禅語

めまぐるしい時代だからこそ、ビジネスに「禅」を。

zentop.jpg めまぐるしい量の仕事、ついていくのがやっとのスピード、押しつぶされそうなプレッシャー。あっちこっちにスケジュールも心もふり回されて、ともすればヘトヘトになってしまう毎日。

 そんな中でも、明晰に明るく、スマートに仕事やビジネスはこなさければいけないのが私たちの現状ではないでしょうか。

 てんやわんやの環境にふり回されず生産性をあげるためには、一体どうしたら良いのでしょうか?

 欧米では"Zen(禅)"の要素を生活やビジネスにとりいれて自発的にシンプル化をすすめる人が増えています。

禅はたくさんのメリットをもたらしてくれるからです。


  • 恐怖でビジネスをせずに、充足感を味わいながらビジネスができる
  • 潔く捨てて、スイスイと身軽にクリアーな頭で仕事ができる
  • あちこち欲張らず、丹念に一つずつ取りくめる
  • つまらない対立を忘れ、アイデアやインスピレーションを受け入れられる
  • 偏見や極端な目線をやめ、自然にあるがままに感じられる

 こんなことができたらとても素晴らしいとは思いませんか?

 すべてが押し寄せてくるこの時代の解決策として、「禅」のシンプル&クリーンな調和はとても有効です。

 今日は、いくつかの禅語にふれてはみませんか?


「知足(ちそく)」の立場でビジネスを。


「足るを知る」... 今あるものに感謝して満足感を味わう

 今の自分、今の生活、今の仕事、今のビジネスが成り立っているのはどうしてでしょうか?

 それは今日の今までの積み重ねてきたものがあるからではないでしょうか?
 もう充分に持っているもの、もう充分に備わっているものを、もう一度 見直しましょう。当たり前だと思っていることを、立ち止まって味わいなおすのです。

 いくら生産的に仕事ができても、喜ばれる仕事をしても、売上があがっても、プロジェクトがうまくいっても、「これじゃあダメだ。まだまだもっと!足りない!」とムチを打ちつづけていれば、環境はギスギスし、心は貧しく疲弊するだけです。

 「満足してしまったら、そこでビジネスは終りだ」
 そんなことをいう人がいますが、必死でしつこく売りつけてこようとするお店と、みんながニコニコしていて「いつもありがとう」といってくれるお店、どちらでお買い物がしたいですか?

 足るを知らず、欠乏の上にビジネスをするか?
 足るを知り、感謝の上にビジネスをするか?

 私たちは、大切なものでも空気のように当たり前になると、感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。積み上げた成果、経験、スキル、強み、人間関係、顧客基盤、スタッフ、パートナー、技術。

 「充分」に支えられているから、今があります。
 全く、足りなくないのです。

 全ては心です。今 この瞬間から、「足るを知った」上でビジネスをすることができます。

 競合分析やポジション取りよりも、リソースベースドビュー(内部資源の有効活用)で感謝の上にユニークさを築きましょう。


「放下着(ほうげじゃく)」を徹底する


「捨ててしまえ」...余計なガラクタはしっかり捨てる

 本質を際だたせるために、捨てましょう。

 日々のビジネスで「これは要るのではないか?」ではなく、「これは要らないのではないか?」と問いかけましょう。

 余計な機能、不要なデザイン、儲からない分野、要らない資料、ムダなミーティング。くだらない形式。身の回りにあるもの、肩書、所属、羞恥心、自分への疑い、過去の成功、人を上から見る気持ち。

 それがまた、お金のムダ、体力のムダ、時間のムダ、スペースのムダ、人員配置のムダを引き起こすのです。

 潔く捨てる気持ちよさを、体で覚えましょう。

 ムダを背負いながら走れるほど、私たちは器用ではありません。
 もったいない気持ちはあるかもしれませんが、損切りをしましょう。
 撤退障壁をジャンプで超えましょう。

 捨てて捨てて、「余裕と遊び」が出てきたら、もっとクリエイティブになれるとは思いませんか?
 いつでも、滞らない爽快さ、流れるような柔軟性を持って仕事をしたいものです。


「一行三昧(いちぎょうざんまい)」で一点集中


「常に一直心を行ず」...一つずつ精神統一して取りくむ

 いつも、まっすぐな心で 一つずつ、取りくみましょう。

 欲張りな私たちは、あれもこれもと、手を伸ばします。
 忙しい私たちは、効率的にこなそうと、いくつも同時に進行してしまいます。
 怖がりな私たちは、決断を先延ばしにして、あちこち保険を分散させます。

 しかし、増やせば増やすほど、体力も頭脳もお金も時間も人員も分散し、効果は小さくなるのです。
 そして、なによりも没頭の快さが失われてしまうのです。

 一度に、一つずつシングルタスク。
 心を清らかに整えて、取りくみましょう。

 没頭する時間は、素晴らしいものです。心から大切にしているものに、我を忘れて取りくむことは、至福です。

 これぞ「三昧」。人生とビジネスの醍醐味を味わいましょう。


「両忘(りょうぼう)」を心のルールとする


「対立を忘れる」...二元的な考えで敵対しない

 どっちが正しくてどっちが間違えているか。どっちがまるめ込んでいてどっちがいい負かされているか。どっちが好きでどっちが嫌いか。どっちが楽でどっちがめんどくさいか。

 そんなことを考えていたら、足の引っ張り合いになります。

 二者択一は苦悩のはじまりです。
 考えれば考えるほど、二者(部署・組織)の心の距離は離れて、ミスコミュニケーションがおき、ビジネスは非効率になります。

 そして、万物は無常に移ろいゆく。
 心をクリーンにして、広い心で取りくみましょう。

 誰の言っていることにも真実があります。
 対立や訂正することをやめれば、柔軟性が増し、受け入れることを覚え、素晴らしいアイデアやインスピレーションが向こうからやってくるのです。


すべては「柳緑花紅(りゅうりょくかこう)」


「あるがままの姿を観る」...偏見を捨てて客観的に見る

 柳は緑で、花は紅。それがありのままの姿です。

 「これは間違えている」「あいつは嫌い」「もうダメだ」「希望的観測」「取らぬ狸の皮算用」「赤字は出ているけど...、これだけつぎ込んだし、まだいける!」。

 頭が沸騰してそんな風に考えてしまっているなら、心の中で勝手なラベリングをしていないか自分に聞いてみましょう。

 真実に目を背けずに、偏見をしないで、物事をみましょう。
 過剰ボジティブ目線や、過剰ネガティブ目線をやめましょう。

 それは負けたり傷つけられたのは悔しい。投下した埋没費用(サンクコスト)はもったいない。強がったり幻の希望を追いたい時もある。
 自分に自信が持てなくて、勇気がもてなくて斜めに見たい時もある。

 しかし、柳は緑、花は紅。
 全てのものを客観的に捉え、ありのままを受け入れましょう。


毎日に禅的習慣を。

 長期的に見れば、奇跡的な回復や爆発的な成長はなく、毎日はほんの僅かな差の積み重ねです。そして、その僅かな差が、大差となるのです。

 禅の心とともに、ひたすら「継続」して行きましょう。

 「平常心是道(びょうじょうしんぜどう)」。
 人生に近道なし。

This article is INSPIRED by
  「ほっする禅語70」

記事をシェアしてもらえると、生きる励みになります(^ ^)

このブログを購読する
RSS | Twitter | Facebook | メール購読

このブログが本になりました!
「人生をシンプルに変えよう!」
三笠書房より発売中!
 トラックバック(1)