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耳をふさげば内なる声が聞こえる ―心に静寂という名の音楽を

インプットをとめると、アウトプットがはじまる
私たちは四六時中、「外からの音」を聞かされながら生活をしています。
けたたましい目覚まし時計で目を覚まし、家を飛び出て騒がしい駅に到着し、急き立てるような発車のチャイムにあわせて電車に体を押し込み、会社につけば、ひっきりなしに電話がなり、顧客や上司の声があなたの耳に割り込んできます。
そして、家では騒々しいテレビがずっとつけっぱなし。
あなたは一番大切な音 ―「自分の内なる声」が聞こえていますか?
内なる声は、あなたにたくさんのことを教えてくれます。
- インスピレーションを与えてくれる
- 休息をくれる
- 成すべきことを語りかけてくれる
- 冷静な判断をくれる
- 「虫の知らせ」をくれる
騒音や雑音、他人の声に支配され、「自分の内なる声」が聞こえなくなってしまうと、人生はコンパスを失った船のようにあちこちへ漂ってしまいます。
耳をふさげば、聞こえる
心の声は、静寂のなかに聞こえます。
静寂とは、あなたの心の心地よい静けさです。
ひとりになれる場所にいって、両手で耳をふさいで、静かに深呼吸をしてみてください。鼓動がおさまり、安らぎの気持ちが胸にわきあがってきたら、それが「静寂」です。
心地よい静寂はまるで心をうるおす音楽のようなもの。
そんな静寂のなかに、本当の自分の声が聞こえてくるのです。
今日は日常に、静寂をもたらすポイントを紹介します。
1.騒音・雑音を減らす
まずは外側からの不要な音を減らすのが、第一歩です。
次の小さなことから始めてみてはいかがでしょうか?
- 目覚まし時計を、心地よいものにする ... 1日のスタートを不快にしない
- テレビを消す/音楽を聞かない ... 「聞きながら○○」をやめる
- 一人の時は、耳栓をしてみる ... 聞く必要がないときは耳を休める
ほかにも生活の音を減らす方法はたくさんあります。
「この音はなくてもいい」というものは消していきましょう。
2.視覚情報を減らす
「どうして音の話をしているのに、目の話がでてくるの?」と思う人もいるでしょう。しかし、視覚をオフにすることで、聴覚へ意識が集中し耳が研ぎ澄まされるのです。
- 意識的に目をとじる ... 視界がなくなった分、耳が聞こえます
- 明かりを暗くする、電気を切る ... 光への意識を減らしましょう
- 焦点を外す ... 時に「観る」のをやめてみましょう
シャワーや、ベッド、トイレや休憩中に試してみましょう。
3.調身・調息・調心
焦っているときに静寂は訪れません。心を落ち着かせていきましょう。しかし、心とは形がなくつかみどころのないもの。心と深くつながっている2つを整えれば、静寂が訪れます。
- 「調身」背筋をのばす ... 体が曲がっていると、そこでエネルギーが滞ります
- 「調息」呼吸を整える ... 先にゆっくりとはいて、2秒止め、ゆっくりと吸いましょう。それを落ち着くまでくりかえします
頭がスッキリし、鼓動がゆっくりになってきたら、落ち着いてきた証拠です。
4.頭を空にする
スペースをあけると、そこに新しいものがはいってきます。
頭のなかが、ゴチャゴチャと余計なことでいっぱいだと、内なる声がはいる余白がありません。「考えない練習」・「思考静止」を日常にとりいれていきましょう。
瞑想(めいそう)も効果的です。
5.孤独と静寂に慣れる
はじめは、静かな状態に戸惑いを覚えるかもしれません。しかし慣れてくるにしたがって、いかに自分がうるさい音に囲まれていたかに気がつくでしょう。
何でも吸収すればいいということではありません。
外からのインプットが、内からアウトプットを押さえつけていた、ということもあるのです。
独りになりましょう。心のなかに、静寂という名の音楽を奏でましょう。
自分の声に、もっと耳を傾ければ、人生はより自分らしくなります。

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