過干渉な親とのちょうどいい距離の取り方 part3
大変な親を持った人へ
親子関係の問題は、経験した人でないと共有できない辛いものがあります。
普通に育った人たちは以下のような常識を持っているからです:
- 子どもは親に感謝するべき
- いつまでも、親の文句を言っているなんて恥ずかしい
だから沈黙する。
平静を装い、普通に社会に参加しつつも心の中はいつも怒りや悲しみや恨みを抱えている...。
抜け出したいのに、その方法がわからない。
そんな方々を応援するために、この記事を書いています。
親を他人と思ってみる
親だと思うと腹の立つこと、嘆きたくなることはたくさんあります。
だらしがない、感情のコントロールができない、悪口を言う、
都合の悪いことは忘れる、思い込みが激しい、演技する...。
たしかに欠点があるのは承知のうえでも、人が一緒に気持ち良く暮らしていくための限度はあります。
残念ながら人は変えられません。
どんなに仲良しで幸せな家族を望んでも、過去にも未来にもそれが得られそうでなければ、悲しんでいるよりもあきらめて考えを変えてみることのほうが近道です。
方法としては、「私にはもう親はいないんだ」と思うことです。
今まで産んで育ててくれたこと、そしてもらった愛情に感謝して、そっと心の中でお別れすることです。
親の欠点の被害者でいる間は、その問題から離れられません。
でも、親がいないんだと思うことで、親と距離をおくのが上手になっていきます。
そして徐々に個としての自分を見いだしていくことができます。
社会には、優しい人、素晴らしい人、欠点はあっても学べるところをもった素晴らしい人がたくさんいます。それから、音楽、美術、自然のなかにも自分をなぐさめ励ましてくれるメッセージがあります。ひとつひとつの、素晴らしいものが自分の親代わりになるように吸収していきましょう。
心を賢く、つよくして人格を磨く仏教の教え
いつの日か、きっとあなたにも「生きていてよかった」と思える日が来ます。
葛藤(かっとう)を経験したからこそ、感じ取れるありがたい光が見えるときが来ます。
そのためには
「真(誠実)・善(愛情)・美(調和)」
に従って生きること。
簡単に言えば周りの人に誠実であること、愛情をもって人と接すること、異なるもの(人)と対立するのではなく協調すること。
仏心になって生きることです。
もちろん、気の合う人も合わない人もいます。
でも、他人を認めていくこと、許していくことの寛容さがあなたの心を柔軟にし、強くしてくれるはずです。
それから仏教では心の三毒は、貪・瞋・痴(とん・じん・ち)としています。
- 貪(とん)
- むさぼる、執着する。
- 瞋(じん)
- 怒り、恨み。
- 痴(ち)
- 欲望のままに動いて誤った行動をする。または向上心のなさ。
恨み・怒り・復讐心を持っている限りは心から幸せになれません。
親切、思いやり、寛容であることに努め、最終的には親を許すこと。
もしくは過去を受け流すこと。
頑張って「許そう」と思わなくても、「真・善・美」に従い、なにごとにも感謝を感じて生きているうちに徐々に恨みを手放そうという気分になってきます。
いつか、あなたに生きていてよかったと思える日が必ず来ます。
いちど苦労を乗り越えた人は、次に苦労が来ようとも、チャレンジの仕方、そしてそこからたくさんのことが学べることを知っています。
そして、人にやさしい目線を向けられるようになります。
苦しんでいる人にも、不器用な人にも。
日々が修行ですね。
良い一日を!
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