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インド5000年の歴史! アーユルヴェーダに学ぶエネルギー術

http://www.earthinus.com/2010/03/making-habits.html
おすすめ度:アーユルヴェーダ

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何をやっても続かない?

 「継続は力なり」
 誰もが継続の大事さを知ってはいます。

 しかし、続けることはとても難しいことです。
 トレーニングやダイエット、勉強に仕事、自分の夢を追いかけること。

 とても忙しい私たちは、腰をあげるのにも ひと苦労です。
 そして、がんばって「やる気」をふるい立たせても、モチベーションがつづくのは初めの数日間だけ。

 「一万時間理論」ということばを聞いたことがあるでしょうか?何でも一流になるためには、一万時間の努力が必要という話です。
 3日坊主で終わっていては、なかなか大成することはできません。


続けられないのはなぜ?

 世の中には「続ける技術」や「続けるためのコツ」「継続のための道具」がたくさんあります。しかし、実際に技術やツール、道具を使うのは生身の人間です。

 荒廃した大地に種を植えて、がんばって水をあげてもうまく育たないように、あなたという土壌が整っていなければ、優れたツールをつかってもうまく続けられません。

 続ける方法の本を読んで「それができないから、これを読んでいるんだろう!」と落ち込んでしまった経験はありませんか?


インドの生命科学「アーユルヴェーダ」からのヒント

 インドで5000年前から伝えられている生命科学アーユルヴェーダ。まずはそこで説明されている「私たちの体を構成する3つのエネルギー」を理解していきましょう。この3つのエネルギーがあなたの体の中でどう動いているか?が「続けられるかどうか」に強く影響するのです。

 5000年間続いているものから、「続ける技術」を学べば、続けられるようになると思いませんか?


1.ラジャス(激質)
度を超えた「欲望」のエネルギー。このエネルギーが上がりすぎると執着したり、怒りやイライラ・ストレスの原因になります。

2.タマス(惰質)
だるさや「停滞」のエネルギー。このエネルギーが上がりすぎると無気力になり何もしたくなくなります。

3.サットヴァ(純質)
自分と調和している「純粋」なエネルギー。このエネルギーが上がるととてもスムーズに物事が続けら、自分にあった節度をわきまえ余計なものにとらわれない状態になれます。

 ラジャス(激質)かタマス(惰質)に体が支配されていると「続けること」はできません。それどころか、とても疲れたり、燃え尽きたり、無気力になったりします。続けるためには、「サットヴァ(純質)」のエネルギーにあなたが満たしていくことが大事なのです。

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3日坊主になってしまう原因とは -アーユルヴェーダの観点から

 私たちは、前向きに何かを成し遂げようと思っていても、実は「ラジャス(激質)」につき動かれている場合があります。


  • 大好きだったあの子と絶対に付き合いたいとがんばっていたら「ガツガツ」していると思われ「音信不通」に。フラれた後はおさまらない怒りと悲しみで立ち直れない。
  • ここ1年ぐらいダイエットにチャレンジしているが、がんばればがんばるほどイライラしてしまい、我慢→ドカ食いをくりかえす。体重はむしろ増えている。
  • フルマラソンを完走するぞ!といきまいてジョギングをスタート。初日にいきなり10キロ走り足を痛め、次の日から二度と走らなくなる。
  • 仕事で目標をたてて高揚し、無茶なスケジュールと無茶な方法ですすめるが、あとでとてつもない負担に押しつぶされリタイヤ。
  • ガツガツしていた新入社員の元気が、5月には消えている。


 これが典型的な3日坊主のパターンです。ラジャシック(激質状態)になると、「しっぺ返し」を食らってしまうのです。
 そしてその反動でタマス(惰質)がたかまり、絶望とともに無気力になってしまうのです。

 こうなると何か新しいことにチャレンジするのに臆病になってしまいます。


無理に自分をポジティブに急き立ててはいけない

 「ポジティブ」「情熱的」「前向き」。
 私たちはそういう人をテレビや雑誌で見て「カッコいい!」と思って、自分から無理にラジャス(激質)を高めてしまいます。

 結果、自分とはかけ離れた状態となり、はね返ってきたダメージにやられてしまうのです。

 「絶対にナンバーワンになってやる!」
 「ああぁ、これができないとダメだ!」
 「もっと欲しい!もっと儲かりたい!もっと贅沢したい!」
 このように自分がラジャシック(激質的)なことを考えていたら、目をつぶって深呼吸をして、沸騰している頭を冷ましましょう。勝てない競争に勝とうとしたり、実力以上をもとめたり、一発勝負にかけたりしてはいけません。

 それはあなたを惑わす「偽ポジティブ」なのです。


ラジャス(激質)が高い場合:「脱力の力」を体で覚える

 「脱力」しましょう。力を抜くことが力につながるのです。(上図参照)
 頭の中のあら熱を冷まし、余計なことは忘れ、淡々と自分のペースで目の前のことに集中するのです。そうすればラジャスは静まり、サットヴァのエネルギーが高まっていきます。

 「脱力の力」が無気力になるのを防いでくれるのです。

 サトヴィック(純質状態)でいるように気をつけ、心のなかを簡素化し静寂と調和の中で、落ち着いて生きるのです。
 本当にあなたが、シンプル&クリーンなエネルギーで調和していて「自分に合うこと」を選んでいれば、続けることは呼吸をするように楽なはずです。


タマス(惰質)が高い場合:あなたが溺れているものをクリーンする

 すでにタマス(惰質)に体が支配され、いつも無気力になってしまっている場合は、どうすれば良いのでしょうか?

 タマス(惰質)が高まるのは「あなたのエネルギーを奪うもの」に自分が溺れてしまっているからです。溺れてしまっているものを全部すて、一度ゼロにするところからスタートしましょう。(上図参照)


あなたが溺れている可能性のあるもの:
  • お酒やタバコ、ギャンブル、気休めのテレビやゲーム、ネットサーフィンなどの中毒性の高いもの
  • ガラクタやゴミ、散らかったデスクや汚い部屋など見ただけでエネルギーを奪われるもの
  • 考えても仕方のない未来の悩みや、思い出しただけで腹のたつあの人への怒りなどの煩悩
  • 傷つきたくないがための嘘の自己正当化

 落ち込んでいるときほど、身の回りをキレイにし、シンプルに保つことを心がけましょう。落ちこんだら、掃除をするのです。
 頭の中のお掃除は、「瞑想」で行います。(瞑想の方法はこちらをご確認ください)

 一度クリーンにして自分の調和を組立てなおしましょう。
 そうすれば自然とサットヴァのエネルギーが目を覚まします。
 ※ラジャシック(激質的)な方法で乗り切ろうとしてはいけません。


自分に調和したエネルギーを使う

 心をシンプル&クリーンに調和させることが、継続の第一歩です。
 常に自分の心のエネルギーが、どのエネルギーよりになっているかを内観するのです。

 「絶対にやるぞ!(激質)」とか「がんばらないといけないなぁ...(惰質)」という余計なことは忘れ、淡々と目の前のことに集中するように心がけましょう。

 3つのエネルギーを意識しバランスを調節するだけで、すーっとサトヴィック(純質)にもどり、あなたに調和したやり方を探せるようになります。そうすれば、今までより続けることが楽になり、習慣をつくりやすくなります。

 私たちは、1日でできることを過大評価し、1年でできることを過小評価するといいます。あなたに調和した長期的に継続できる習慣を組み立てる、それが大事です。

 私たちも地球と同じです。(earth in us.)
 地球を持続させるためのエコ活動をするように、長期的な視点で自分を大切にしてあげましょう。

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